「地域DX推進に向けたDXハブ間連携」実証実験(トライアル)について

 プログラミング手法を学んでもシステムは開発できません.なぜなら,たとえば金融システムを開発するには金融の仕組みや金融に関する知識が必要だからです.プログラミングは手段にすぎないのです.同様に,デジタル技術を学んでもDX(デジタル変革)は起こせません.なぜなら,デジタルは手段であって本質は変革を起こすことだからです.変革を起こすためには,それぞれのビジネスの仕組みやその問題点,新たな価値を生み出すためのイノベーション創発手法に精通することが必要です.特に,DXの最終目標である「デジタルによる異分野融合イノベーション」を達成するには,複数の業界・分野・ビジネスモデルに関する理解が欠かせません.  

 そこで,崇城大学IoT・AIセンターが中心となって推進している、「異分野間の地域資源をつなげることによって新たなつながりから新たな価値観を創出すること(異分野融合イノベーション)」を目的とした「地域DX」の実証実験がスタートします.本実証実験の特長の一つは、崇城大学IoT・AIセンター長の星合隆成教授が1998年に提唱した「P2P」、ならびに、2011年に提唱した「SCB理論」に基づいて推進されることです.SCB理論は,個々のDXの取り組みを「横ぐし」にし,個々のDXの取り組みの最大公約数となるプラットフォーム(共通基盤)を構築するための共通言語です.

 SCB理論に基づいて,IoT, AI, xR, メタバース, P2P, Web3.0などの最先端ICT技術でDXハブ(地域資源)をつなげることによって、地域DX・地域イノベーションのためのプラットフォームを構築します.

SONYとのパートナー事業が日刊工業新聞に掲載

崇城大学IoT・AIセンターが、ソニーセミコンダクタソリューションズ、ヘッドウォータース、FastLabelとともに取り組むパートナー事業が日刊工業新聞(2023年3月14日)に掲載されました。

IoT・AIセンター「eスポーツスタジオ開設」オープニングセレモニーがメディアに掲載

2023年2月10日(金)に開催された、当センターの「eスポーツスタジオ開設」オープニングセレモニーの様子が、熊本日日新聞3月14日朝刊並びにくまもと経済2023年3月号に掲載されました。

北区異分野イノベーション市民ワークショップを開催

つながることで地域活動や地域ビジネスをさらに発展させたい方に向けて開催した北区異分野イノベーション市民ワークショップの様子をレポートします。

肥後銀行並びにSCBラボとのDX推進による地域創生に向けた連携協定締結式がメディア掲載

3月2日肥後銀行本店にて、本学、株式会社肥後銀行、一般社団法人SCBラボの三者が、DX推進による地域活性化や人材育成に向けた連携協定を締結し、調印式を執り行いました。3月3日の熊本日日新聞朝刊にその様子が掲載されました。