阿蘇市を中心とする阿蘇地域の地域イノベーション創発、地域DX
また、これらの取り組みを進めるにあたって、阿蘇市役所内に「阿蘇市VX・DX推進委員会(仮)」を設置し、当委員会を通じてさまざま施策を展開してまいります。
具体的には、この連携を礎としたVX実証実験および観光DX実証実験が道の駅阿蘇においてスタートする運びとなり、この度これを記念した式典ならびに記者会見を令和6年5月29日に阿蘇市にて開催いたしました。
この包括連携協定は、地域DXや地域イノベーション創発により阿蘇地域を活性化することを目的とするもので、IoT・AIセンター長である星合隆成情報学部教授が提唱する地域活性化・地域イノベーション創発のための理論である地域コミュニティブランド(SCB理論)を用いて下記の事柄を中心に進められます。
・道の駅阿蘇において、VX実証実験を開始。実験エリアを順次拡大。VXとは、ポストDXとして注目されている新たな概念で2004年に発表。現実社会と仮想社会を双方向に行き来・融合し、相互作用によって両者が共に活性化する世界を実現。
・阿蘇市が観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の先駆モデル地域型に選定。道の駅阿蘇において観光DX事業として実施予定。
・VX実証実験、観光DXを推進するための「阿蘇市VX・DX推進委員会(仮)」を設置準備中。肥後銀行、NTT西日本、DX from KUMAMOTO、崇城大学IoT・AIセンター、早稲田大学中里研究室、成蹊大学吉見研究室など約20団体が参画予定。
テープカットの様子
包括連携協定締結をおこなった道の駅阿蘇山本理事長、佐藤阿蘇市長、星合センター長による記念撮影
星合センター長によるVX・DX実証実験の趣旨説明
NHK NEWS WEB「道の駅阿蘇 デジタル技術活用して混雑緩和を 大学などと協定」
URL https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20240529/5000022173.html
RKK 「仮想空間の道の駅で買い物体験 VX実証実験で観光活性化の取り組み始まる」
URL https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkk/1197767
熊本日日新聞 ⇒240530_kumanichi_p8.pdf(PDF:160KB)