国土交通省後援イベントで北区とのプロジェクトに取り組む学生が発表

2022年10月8日(土)に熊本市現代美術館アートロフトにて一般社団法人全国古民家再生協会熊本第一支部主催、国土交通省ならびに熊本市北区後援、崇城大学IoT・AIセンターならびに一般社団法人SCBラボの協力による「くまもと住まいりんぐフェア2022」が開催されました。

 

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【チラシ表】

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【チラシ裏】

13時から開催された「崇城大学×全国古民家再生協会熊本第一支部×熊本市北区 手ほどきプロジェクト発表会」に、崇城大学情報学部の異分野イノベーション講義で学ぶB班(地域活性化班)のメンバー2名が参加し、空き家の解体ビジネスをイノベーティブなものとするための取り組みについて発表をおこなうとともに、パネルディスカッションのパネリストを務めました。

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【崇城大学学生 荒田さん・立本さんの発表】

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【古民家再生協会 古市氏の発表】

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【熊本市北区役所 磯田氏の発表】

発表会では、古民家再生協会、熊本市北区、崇城大学の三者が、それぞれの視点で空き家問題について解説し、問題解決のためには危機感を共有する必要があることに加え、空き家解体のネガティブなイメージを払しょくするために、愛ある解体を実現する「手壊し解体」を普及し、長期の乾燥によって硬度を増し付加価値を付けた「古材」を解体時に取り出し、再利用することによってSDGsやリサイクルの推進を図るべきであるとの結論に達しました。

パネルディスカッションでは、崇城大学学生が「地域には様々な問題が存在するが、問題解決をともに楽しむことができる地域コミュニティをつくることを、わたしたちは目指したい」と発言し喝さいをうけていました。

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【問題解決を楽しむコミュニティを地域に作りたいと語る立本さん】

今後、古民家再生協会、熊本市北区、崇城大学は、SCBラボの支援の下、手壊し解体によって空き家から生まれる古材にまつわるデータを持続的に収集し公開することで古材の利活用や流通を促進することを目指し、そのために必要となるオープンな古材データベースを構築することとしています。今後の三者の取り組みにご期待ください。