2023年2月10日に,崇城大学IoT・AIセンターに新たに開設された「eスポーツスタジオ」のオープニングセレモニーが開催されました.
このeスポーツスタジオは,映像配信機器「TryCaster」や高輝度プロジェクターといった最先端のICT機器を用いてリアルとバーチャルを融合させたリアルメタバースを構築するために星合隆成センター長・情報学部教授が設計したものです.
この日は,このeスポーツスタジオを用いた最初の取り組みとして,当センターと情報学部未来情報コースの講義「異分野イノベーション」の履修学生チームが,早稲田大学マニフェスト研究所並びに熊本県立熊本西高校の協力のもと,eスポーツ×高校生・大学生×市議会議員がつながることで,若者の政治への関心を喚起を促すeスポーツイベントを開催しました.
第1部のeスポーツの対戦では,異分野イノベーション履修学生と市議会改革について意見交換を重ねてきた山鹿市議会から議長をはじめ14名の議員の方々,崇城大学eスポーツサークルの学生8名,熊本西高校e-Sports部員6名による混成チームを結成し,熱戦が繰り広げられました.
また,第2部のトークセッションでは,高校生,大学生,議員の方々により,eスポーツを立場や世代が異なるもの同士が楽しむ意義のほか,若者にとっての政治家のイメージや,若者と政治の関係を近づけるためにそれぞれがおこなうべき具体的行動について,非常に有意義な議論が交わされました.
多くの報道陣,多くの観客の方々にお越しいただき,参加者総数110名となり,イベントがたいへん盛り上がりました.
未来情報コースの学生はイベントを主催するにあたって政治の仕組みを調べたことで関心がわき、インタビューに対して「将来は政治家を目指したい」と答えていました。
J:COM熊本に取り上げていただきました。
上記動画については著作権者の許可を得ています。
本イベントの様子(全編)をご覧になりたい方はこちらのYouTubeをどうぞ