災害時に役立つノーコードアプリ作成講座を医療機関に対して実施

崇城大学IoT・AIセンターと一般社団法人SCBラボが実施しているみんなの防災ICTクラブの災害時に役立つノーコードアプリ作成講座を受けたいと、医療機関から申し出があり、講座を実施しました。

医療法人如水会「嶋田病院」と「嘉島クリニック」では、災害時に人工透析患者を孤立させず、医療的ケアの提供を継続するために、透析患者の情報を集約する仕組みを構築するという課題をお持ちです。

今回、課題の解決に向けて、地域ICTクラブ実証事業で開発した災害時の避難物資配送管理アプリを、透析患者向けアプリに改造することに挑戦いただきました。45分間でアプリが完成し、今後さらに見やすい画面表示など細かい点を修正し、災害時に情報を集めやすいアプリに育てていくとのこと。医療DXの推進に当センターや地域ICTクラブの教材が役立ち、一人でも多くの患者の方が救われることは、たいへん意義あることだと思います。

今後も今回のようなコラボレーション、まったく想定もしていなかった領域でアプリが使われる「新結合・イノベーション」が生まれるよう当センターの活動を継続していきます。

今回の講座で使用した教材はこちら(PDF5.0MB)


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【講座の様子】


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【ノーコードアプリの画面】